育毛剤の使用で考えられる副作用とは

シャンプーやブラッシングをしたとき、いつもより髪の毛が抜ける量が増えた・・と、感じたことがある人も多いのではないでしょうか。少しでも頭皮や髪に異変を感じたら、できるだけ早く薄毛・抜け毛対策を始めることをおすすめします。薄毛・抜け毛は気づいたときに、なるべく早くケアを始めることが重要です。本格的に薄くなってしまう前に、対策するようにしましょう。

自分でできる薄毛・抜け毛対策として、まず取り入れたいのが育毛剤です。このアイテムには健康な髪を育てるために必要な成分や、頭皮の環境を整える効果が期待できる成分などが含まれています。毎日、使用を続けることによって頭皮環境が整い、抜け毛や薄毛の進行をストップすることができるかもしれません。

ただ、毎日頭皮につけるものということもあり、「副作用」が心配という人も多いでしょう。育毛剤で頭皮や髪をケアする場合、どのような副作用が起こりうるのか事前にチェックしておくことが大切です。特に注意したいのが「ミノキシジル」と、「塩化カルプロニウム」という成分を配合した商品です。ミノキシジルは薄毛治療としてクリニックでも、処方している内服薬や外用薬に含まれている成分として、ご存じの人も多いのではないでしょうか。

ミノキシジルは血管を広げる作用があり、頭皮の血行を促進することで発毛を促す成分です。育毛効果に高い効果を発揮するミノキシジルですが、頭皮の発疹・発赤にかぶれ、フケが増えるといった副作用が起こるケースもあります。また、頭痛や吐き気、めまいに初期脱毛もミノキシジルを頭皮に塗布した際に、副作用として現れたと報告された症状です。

これらの症状はミノキシジルによって、血行が促進されたことで起こります。あるデータによると使用した人の約6%程度に、かゆみや発疹が約3%に蕁麻疹・皮膚炎が現れたようです。100人中、6人から3人程度と発症率はとても低いのですが、場合によってはこのような症状が起こるということは、把握しておいたほうが良いでしょう。

また、使用を開始してかえって抜け毛が増えてしまったという、症状もミノキシジル配合の育毛剤では報告されています。髪を増やすために使っているのにも関わらず、使用して髪が抜けてしまうということは大変ショックなことです。ただ、使い始めてから抜けたという場合は、初期脱毛といって一時的な症状に過ぎないので安心しましょう。

髪にはヘアサイクルといって、自然と生えたり抜けたりを繰り返すサイクルが備わっています。髪が長く成長する成長期、成長がストップする退行期、髪が抜けてしまう休止期です。ミノキシジルには休止期にある毛根を、成長期へと移行させる働きがあります。この作用によって成長が止まった古い髪はすべて抜けるため、一時的に抜け毛が増えたように感じるようです。初期脱毛は新しく髪が生えようとしている証拠なので、あまり気にせず過ごしましょう。

もう1つ市販の育毛剤に多く使われている成分、塩化カルプロニウムにはどのような副作用があるのでしょうか。塩化カルプロニウムもミノキシジル同様、血管を広げて血流を良くすることで発毛を促す成分です。使用して起こる症状としては接触皮膚炎や、発汗、悪寒、刺激症状、かゆみなどが挙げられます。使用した約1・2%の人に接触性皮膚炎の症状が、そして約0・6%の人に発汗、悪寒、刺激症状、かゆみが現れたというデータがあります。

さほど、重い症状は出ない塩化カルプロニウムですが、この成分を配合した育毛剤はドラッグストアなどで、手軽に購入することができるので、やはり副作用が起こりうるということは覚えておいたほうが良いでしょう。

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